外部参照信号同期機能(External reference signal synchronization function)

 5Gをはじめとする高度化された携帯電話等の基地局では、周波数の精度を一定の偏差内に保つ機能等が具備されているものが多くを占める一方で、測定器を接続して電気的特性を測定することが困難であるものが増加する状況にある中で、基地局が正常に動作していることを確保・監視できる仕組みとして、次のすべての条件を満たす場合には、定期検査における電気的特性の測定のうち、空中線電力及び周波数の測定を省略可能となった。(令和2年3月31日付け情報通信審議会答申「情報通信審議会 情報通信技術分科会新世代モバイル通信システム委員会報告『第5世代移動通信システム(5G)及びBWAの高度化に関する技術的条件』」)

  1. 自動出力補正機能が保証する空中線電力の偏差が、無線設備規則に規定された許容偏差以内であること
  2. 外部参照信号同期機能において、基地局親機のクロック信号生成部が受信する外部参照信号の周波数精度が、ITU-Tで標準化された+/-0.016ppm以内であること
  3. 監視制御機能を有し、24時間365日にわたる保守運用体制であること
  4. 上記1及び2の要件を満たしたことを登録証明機関が証明・認証した適合表示無線設備であること
     外部参照信号同期機能とは、上記の条件の一つであり、外部参照信号(衛星測位信号その他の時刻、周波数等の同期又は補正に用いられる信号であつて、無線設備の外部から入力するものをいう。以下同じ。)に同期することにより送信設備から送信される周波数の偏差を許容値内に安定的に維持するための機能をいう。(無線設備規則第9条の5
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