携帯無線通信(Portable Radio Communication)

 現在の携帯電話の前身は、自動車無線電話である。
 自動車無線電話は、自動車と全国の加入電話との間及び自動車相互間で通話を行うもので自動車電話と称し、日本電信電話株式会社が昭和54年からサービスを開始した。
 通話の接続は、発着信とも自動接続であり、通話は、同時送受話方式である。なお、運転中に自動車電話の着信があった場合、応答保留制御器を作動させることにより、回線が保留されるとともに「受信者が運転中のため、直ちに電話に出られない。」旨、代理応答を(音声により)発信者に行うようになっている。
 自動車電話は、かつては自動車に設備を設置する方式であったが、平成6年に、携帯電話方式に改められ、電波法上の名称も「携帯・自動車無線電話」と呼ばれることになった。
 さらに、電子メール通信の導入、インターネットへの接続等の多機能化に対応し、その名称が「携帯無線通信」に改められている(平成12年3月1日省令第10号)。→携帯・自動車電話、デジタル方式携帯・自動車電話(無線設備規則第3条第1号 ただし、ここで定める定義と上記の説明は全く異なるものである。 即ち、「携帯無線通信」とは、電気通信業務を行うことを目的として、携帯して使用するために開設され、又は自動車その他の陸上を移動するものに開設された陸上移動局と通信を行うために開設された基地局と当該陸上移動局との間で行われる無線通信(第7号に規定するデジタル航空無線通信を除く。)をいう。)

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