暗号(Cipher) 

暗号通信(電波法第109条の2) 
秘密を保つため、元の情報(平文)を意味のわからない情報(暗号文)に変換し、通信や格納を行うこと。平文を暗号文に変換することを暗号化、これに用いるパラメータを暗号鍵という。また、暗号文から平文を復元することを復号、これに用いるパラメータを復号鍵という。
「シーザー暗号」はLANをMBOのように文字をある規則でずらせる方法である。「単文字換字暗号」は暗号表などで1字ずつ文字を置き換える方式。
「共通鍵方式」は送信側の暗号鍵と受信側の復号鍵に共通の鍵を用いる方式で、鍵をパラメータとして、文章中の文字位置の入れ換えや他の文字への置き換えを行う。「公開鍵方式」は受信側で暗号鍵と復号鍵を作成し、送信側に暗号鍵を通知する。このとき暗号鍵から復号鍵を見付けることが実際上不可能な関係となる方式にして暗号鍵を配布または公開しても復号が可能なのは、正規の受信者のみとするもの。例えば100桁程度の2つの素数の積から素因数分解で元の2つの素数を求めるのは事実上不可能であることを利用した方法、楕円曲線と呼ばれる関数を利用した方法などがある。送信側で暗号鍵と復号鍵を作成し、復号鍵を公開する方式では、復号結果から暗号鍵を用いた正規の送信者が暗号化したことが証明され、「デジタル署名」に使用できる。公開鍵方式は処理速度が遅いので、公開鍵方式で共通鍵自体を送り、その共通鍵を使って通信文を送受する方法もある。

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