海上移動業務 (Maritime Mobile Service)

船舶局海岸局との間、船舶局相互間、船舶局船上通信局との間、船上通信局相互間又は遭難自動通報局船舶局若しくは海岸局との間の無線通信業務をいう。」(電波法施行規則第3条第1項第6号)
 無線通信規則では、海岸局船舶局との間、船舶局相互間又は関係船上通信局相互間の移動業務であり、救命浮機局及び非常用位置指示無線標識局も、この業務に参加することができると定義されている。
 この業務において、遭難通信緊急通信安全通信は、この順で優先順位が高い。海上における人命の安全のための国際条約附属書の規定に基づき、船舶安全法によって船舶への無線設備の搭載要件が定められているが、無線設備のあり方や電波の使用方法は、電波法令に規定されている。
 この業務の通信には、中波帯(415~526.5kHz)、中短波帯(1,606.5~3,900kHz)、短波帯(4,000~26,175kHz)及び超短波帯(156~174MHz)の周波数の無線電話、狭帯域直接印刷電信、デジタル選択呼出しなどが使用される。小型の漁船等では、27MHz帯又は40MHz帯のDSB又はSSBの無線電話が使用されている。

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