無線設備の設置場所 (Location of Radio Equipment)

無線局の活動地及び電波の発射源を明確にする上において重要なものである。この無線設備の設置場所は、送信所については「何県(都、道、府)何市(郡)何区何町(村)何番地何内」のように行政区画によって表示することを要し、通信所や受信所が送信所と別個の場所にある場合には、それぞれ項を分けて、同様に行政区画によって表示しなければならない。
 なお、送信空中線及び受信空中線の位置については、原則として5万分の1以上の精度を有する地図によって求めた経度及び緯度を度、分、秒をもって表示しなければならない。
 移動する無線局の設置場所は、本来、その移動体であるが、当該無線局の活動地、特に電波の発射源を把握する趣旨であるので、移動体に代えて、人工衛星局については、その人工衛星の軌道又は位置、その他の移動無線局については、船舶の無線局船舶地球局航空機の無線局航空機地球局を除き、移動範囲を把握しようとするものである。
 人工衛星局を移動する無線局としてとらえ、その人工衛星の「軌道」とは、人工衛星の軌道をいい、位置の連続であって、軌道傾斜角、周期、遠地点、近地点の4要素で表される。また人工衛星の「位置」とは地上から見た軌道上の位置を経度で表される。したがって、移動衛星の場合は「軌道」を、静止衛星の場合は「軌道」と「位置」をそれぞれ記載することとなる。これは宇宙にある人工衛星局の電波の発射源をとらえるのに最も適したものであるからである。
(電波法第6条第1項第4号)

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新