警急信号(Alarm Signal)

 無線電話又はモールス無線電信により次の通信を行う場合に、これらの通信に前置して送信する信号である。
 ・遭難呼出し又は遭難通報
 ・A2A電波2,182kHzを使用する非常用位置指示無線標識による通報
  ・乗客又は乗組員が船外へ転落した場合において、他の船舶に救助を求めるための緊急呼出し(緊急信号の送信のみでは目的が達せられないと認められるときに限る)
 ・サイクロンに関する緊急な通報を通信するための安全呼出し(別に告示する海上保安庁所属の海岸局が行う場合に限る)
 無線電信による警急信号は、1分間に送信する12線(場合により5線ないし11線に短縮することができる)からなり、各線の長さは4秒間、間隔は1秒間とされている。
 無線電話による警急信号は、交互に送信する正弦波の可聴周波数の2音(1音は2,200Hzの周波数、他の1音は1,300Hzの周波数)からなり、各音の長さは250msecとされている。また、この信号を自動機により送信するときは最短30秒間、最長1分間継続し、その他の方法により通信するときは約1分間継続することとされている。上記の場合に使用されるのは、この警急信号である。
 これらの警急信号の送信は、警急自動受信機を作動させること等により、聴守側の注意を喚起することを目的としているものであり、警急信号の構成及び使用方法は、国際的に統一して定められている。
無線電話警急自動受信機、警急自動電鍵装置及び警急自動電話装置
(無線局運用規則第73条)

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