高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport System)

 【参考】「70MHz帯高度道路交通システム」
 755.5MHzを超え764.5MHz以下の周波数の電波を使用し、主として道路交通に関するデータ伝送のために基地局と陸上移動局の間又は陸上移動局相互間で行う無線通信をいう。(電波法施行規則第4条の4第2項第5号)
 道路交通の高速化・高度利用化の進展に伴って、道路交通システムが交通の安全化・効率化やドライバーの負担軽減などに向け情報通信技術を取り入れた高度な道路交通システムの総称。
 ITSの全体構想として、①ナビゲーションシステムの高度化、②自動料金収受システム、③安全運転の支援、④交通管理の最適化、⑤道路管理の効率化、⑥公共交通の支援、⑦商用車の効率化、⑧歩行者等の支援、⑨緊急車輌の運行支援の開発分野があり、各分野には複数項目、合計20の利用者サービスがあげられている。
 なかでも、「ナビゲーションシステムの高度化」を目指し最初に実用化されたものに、VICS(Vehicle Infor-mation and Communication System:道路情報通信システム)があり、1996年春の首都圏での運用開始から1998年には全国主要都市の一般道路にまで整備が進められてきている。
 VICSに続くものとして、現在研究開発中の「安全運転の支援」分野のAHS(Automated Highway System:自動運転道路システム)と「自動料金収受システム」分野のETC(Ele-ctronic Toll Collection System:ノンストップ自動料金収受システム)の実験が行われており、道路交通システムの情報通信によるインテリジェント化が進んでいる。(無線設備規則第49条の22の2)

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