CIN(Constant Impedance Notch Diplexer) †
テレビジョン放送において、映像電波と音声電波を混合し、1本のフィーダを用いてアンテナに給電する場合に用いられる。 図においてその動作を示すと次のようになる。図の③端子から音声電波が入ると②、④端子にお互いに位相が異なって現れる。その出力はそれぞれ音声反射素子により反射されて②、④端子に現れる。その反射波は通過長がλ/2だけ異なるため、π位相異なって戻ってくる。したがって、反射波は同相となり①端子へ送信され、映像電波と混合されて出てくる。