FM放送(Frequency Modulation Broadcasting)

法規上では超短波放送という。超短波放送は、30MHzを超える周波数の電波を使用して音声その他の音響を送る放送でテレビジョン放送に該当しないものをいい、搬送波の周波数を変調信号の振幅に比例して偏移させる周波数変調(FM)方式によって行う放送をいう。FM電波は、一般に振幅変調電波よりも広い占有周波数帯幅を必要とするから、これによる放送は超短波が適している。我が国でFM放送に割り当てられた周波数帯は現在76~90MHzである。この放送は中波(AM)放送に比してSN比が高く、送信機の電力効率が良い等の特長をもっているのでステレオ放送等高品質の放送を行うことができる。  FM放送は、米国をはじめ欧州諸国で早くから利用されており、我が国でもFMのモノフォニック放送については昭和32年12月に、また、FMステレオ放送については昭和38年12月にそれぞれ実験放送が開始され、本放送は昭和44年3月から開始された。
超短波放送電波法施行規則第2条第25号、無線設備規則第34条-第37条の2、放送法、超短波放送に関する送信の標準方式)

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