MLS(Microwave Landing System:マイクロ波着陸方式)

「マイクロ波着陸方式(航空機に対し、その着陸降下直前又は着陸降下中に、水平又は垂直の誘導を与え、かつ、着陸基準点までの距離を示すことにより、着陸のための複数の進入の経路を設定する無線航行方式をいい、航空機に対し、その離陸中または着陸復行を行うための上昇中に水平の誘導を与えるものを含む。)をいう。」(電波法施行規則第2条第49号の2)
ILSに代わる次世代の精密着陸援助システムで、方位誘導装置(AZ)、高低誘導装置(EL)、後方方位誘導装置(BAZ)、フレア誘導装置(FL)及び距離測定装置(DME/P)で構成されている。MLSは航空機に対して着陸進入に必要な水平及び垂直の誘導を与え、かつ、着陸基準点までの距離を示すことにより、着陸のための複数の進入経路を設定する無線航行方式である。航空機に対して、その着陸進入中のみならず着陸復行を行うための上昇中に水平方向の誘導を与えるものも含んでいる。また、自動着陸の最終段階で、フレア・ビーム電波を利用して航空機を滑走路上の最適地点に接地させることができる。誘導覆域は広く、通常の航空機のほか短距離離着陸機やヘリコプター等多種多様な航空機に対して適用できる着陸援助システムである。  このシステムは、MLS角度系と高精度距離系による三次元位置情報と、この情報を有効に利用するためのアップリンクのデータ伝送機能を持っている。伝送データには、地上装置の性能や設置状況などの基本データと地上装置の配置や気象情報などの補助データがある。
→航空機進入着陸援助システム

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