*試験電波の発射方法 (Emission Method of Test Radio Wave) [#af73369e]

無線機器の試験又は調整をするためには、最終的には電波の発射を行う必要が生じる。しかし、このような試験電波の発射は、ともすれば他の[[無線局]]の行う本来の通信に混信を与えるおそれがあるので、試験電波発射放送については厳格な規定が設けられている。
無線機器の試験又は調整をするためには、最終的には電波の発射を行う必要が生じる。しかし、このような試験電波の発射は、ともすれば他の[[無線局]]の行う本来の通信に混信を与えるおそれがあるので、試験電波発射方法については厳格な規定が設けられている。
[[無線局]]は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を必要とするときは、次の手続きによって行わなければならない。

[[無線局運用規則第39条]]
 [[無線局]]は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を必要とするときは、発射する前に自局の発射しようとする電波の周波数及びその他必要と認める周波数によつて聴守し、他の無線局の通信に混信を与えないことを確かめた後、次の符号を順次送信し、更に一分間聴守を行い、他の[[無線局]]から停止の請求がない場合に限り、「VVV」の連続及び自局の[[呼出符号]]一回を送信しなければならない。この場合において、「VVV」の連続及び自局の[[呼出符号]]の送信は、十秒間をこえてはならない。
一 EX 三回
二 DE 一回
三 自局の[[呼出符号]] 三回
2 前項の試験又は調整中は、しばしばその電波の周波数により聴守を行い、他の無線局から停止の要求がないかどうかを確かめなければならない。
3 第一項後段の規定にかかわらず、海上移動業務以外の業務の[[無線局]]にあつては、必要があるときは、十秒間をこえて「VVV」の連続及び自局の[[呼出符号]]の送信をすることができる。

[[無線電話]]の場合には[[無線電信]]用略符号に代えて、次のような[[無線電話]]用略語を用いなければならない([[無線局運用規則第14条]]第1項、別表第4号)。
略語	意義又は左欄の略語に相当する[[無線電信]]通信の略符号
ただいま試験中	EX
こちらは	DE
自局の[[呼出符号]]	自局の[[呼出名称]](又は[[呼出符号]])
本日は晴天なり	VVV

[[無線設備]]の機器の試験又は調整のための電波の発射が、他の既に行なわれている通信に[[混信]]を与える旨の通知を受けたときは、直ちにその発射を中止しなければならない([[無線局運用規則第22条]]第1項)。
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